リーバイス トラッカージャケットの選び方【2026年7月版】

General

この記事のポイント

  • リーバイスのトラッカージャケットは1890年代のワークウェアを起源に、約130年かけて進化してきたモデル
  • 現行ラインはTYPE I・TYPE II・TYPE IIIの3系統に大きく分かれ、それぞれフィット感と表情が異なる
  • サイズ表記はUSベースのため、日本サイズよりワンサイズ大きめを意識して選ぶのがコツ
  • リジッドデニムを選べば、着込むほどに経年変化を楽しめる
  • 色落ちを長く楽しむには、洗濯頻度と洗い方の工夫が欠かせない

リーバイス トラッカージャケットとは

デニムアウターの代名詞ともいえる存在が、リーバイスのトラッカージャケットです。もともとは19世紀末に鉱山労働者や鉄道作業員向けのワークウェアとして生まれ、頑丈な生地と機能的なポケット配置が支持されてきました。時代とともにシルエットやディテールが少しずつアップデートされ、現在では普段着としてはもちろん、きれいめコーデの差し色としても定番の一枚になっています。

胸元のフラップポケット、V字型に走るステッチ、金属ボタンといった意匠は今も変わらず受け継がれており、デニムジャケットを選ぶ際の基準そのものになっているのが特徴です。

TYPE I・TYPE II・TYPE III の違いを整理

リーバイスのデニムジャケットには大きく分けて3つの系統があり、それぞれ生まれた時代の空気を反映したデザインになっています。この違いを知っておくと、自分の着こなしに合った一枚を見つけやすくなります。

TYPE I
最も歴史が古いモデルで、フロントにサイドポケットを備え、身幅にゆとりのあるリラックスフィットが特徴。厚手のニットやパーカーを重ね着してもゆったり着られるため、秋冬のレイヤードスタイルに向いています。
TYPE II
胸元に2つのプリーツと調整用のアジャスタータブを備えた、ややボクシーなシルエットが持ち味。クラシックなワークウェアらしい佇まいを求める人に選ばれています。
TYPE III(トラッカージャケット)
現在「トラッカージャケット」として最も広く知られているのがこのタイプ。胸ポケットからウエストへ向かって伸びるV字ステッチが立体感を演出し、腰まわりはやや細身。カジュアルにもきれいめにも合わせやすく、初めての一枚としてもおすすめです。

Levi’s(リーバイス)TYPEⅢ トラッカージャケット

王道のトラッカージャケットを探しているなら、まずチェックしたいのがこのTYPEⅢラインです。綿にわずかなポリウレタンを配合したデニムを採用しているモデルが多く、適度なストレッチ性があるため動きやすいのも魅力。ワンウォッシュの落ち着いたインディゴから、色落ちが進んだユーズド感のあるウォッシュまでラインナップが豊富で、手持ちの服との相性を考えながら選べます。Amazonや楽天市場でも定番として扱われており、サイズ展開も比較的揃っているので試しやすいアイテムです。

Levi’s(リーバイス)トラッカージャケット リジッドデニム

「せっかくならデニム本来の楽しみ方をしたい」という人には、未洗いのリジッドデニムを使ったモデルが向いています。14オンス台のしっかりとした生地を採用しており、購入直後は硬さを感じるものの、着用と洗濯を重ねるうちに自分だけのシワや色落ちの表情が生まれていきます。ジーンズと合わせて上下でリジッドデニムを楽しむ、いわゆるセットアップコーデを狙う読者にも人気の高い選択肢です。

Levi’s(リーバイス)XL トラッカージャケット

近年支持を広げているのが、ユニセックスで着られるオーバーサイズ設計のトラッカージャケットです。肩が自然に落ちるドロップショルダーで、リラックス感のある佇まいが特徴。中にスウェットやパーカーを合わせても窮屈にならず、メンズ・レディース問わず幅広い体型にフィットしやすいのがポイントです。オーバーサイズのミニスカートやワイドパンツと合わせて、抜け感のあるコーディネートを楽しむ読者にもおすすめできます。

Levi’s(リーバイス)ブラックデニム/スエード仕様 トラッカージャケット

定番のインディゴだけでなく、ブラックデニムやスエード風の生地を使った別注ラインも展開されています。落ち着いた色合いのため、通勤コーデやきれいめカジュアルにも取り入れやすく、大人世代からの評価も高いアイテムです。デニムジャケット特有のカジュアルさを残しつつ、シックな印象に寄せたい人に向いています。

サイズ選びのコツ

トラッカージャケット選びで最も失敗しやすいのがサイズ感です。リーバイスはアメリカ規格のサイズ表記を採用しているため、日本の感覚でSサイズを選ぶとMサイズ相当の大きさになることがあります。

知っておきたい落とし穴
「普段のジャケットと同じサイズ」で選ぶと、想像より肩幅や身幅にゆとりが出やすいので要注意。中に何を着るか(Tシャツ1枚か、ニットを重ねるか)をイメージしてからサイズを決めるのがおすすめです。
目安の体型 おすすめサイズ感
身長165〜170cm・中肉中背 ジャストフィット寄りのサイズ
身長170〜180cm・標準〜がっしり体型 ワンサイズ上でゆとりのある着こなし
オーバーサイズで着たい人 XLトラッカーなどドロップショルダー設計を検討

コーディネートの楽しみ方

トラッカージャケットはワンアイテムで着るだけでもさまになりますが、季節やスタイルに合わせて表情を変えられるのも魅力です。

秋冬の合わせ方
中にスウェットやパーカーを重ねる、いわゆるアメカジ王道スタイルが定番です。厚手のインナーを着ることを想定して、ゆとりのあるサイズを選んでおくと快適に過ごせます。
春夏の合わせ方
Tシャツやシャツの上に軽く羽織るだけで、シンプルながらこなれた印象を作れます。オーバーサイズのモデルはミニスカートやワイドシルエットのボトムスと合わせると、バランスよくまとまります。
きれいめに寄せたい時
ブラックデニムやスエード仕様のモデルを選ぶと、カジュアルすぎない大人の雰囲気に仕上がります。テーパードパンツやローファーと合わせるのがおすすめです。

長く着るためのお手入れ方法

デニムジャケットは丈夫な素材ですが、お手入れの仕方次第で色落ちの表情や型崩れの度合いが大きく変わってきます。

  • デニムは色移りしやすいため、他の衣類とは分けて単独で洗うのが基本
  • 色落ちを穏やかにしたい場合は中性洗剤やおしゃれ着用洗剤を使う
  • 洗濯機を使う場合はボタンを閉じて裏返し、洗濯ネットに入れて優しいコースで洗う
  • 手洗いする場合は冷水またはぬるま湯で押し洗いを意識する
  • 直射日光は変色の原因になるため、陰干しを基本にする
  • 型崩れを防ぐため、肩幅に合った厚みのあるハンガーにかけて保管する
洗濯の頻度を抑えて着用回数を重ねることも、自分だけの色落ちを育てるうえでは有効な方法とされています。リジッドデニムを選んだ場合は特に、洗いすぎないことが経年変化を楽しむコツになります。

まとめ

リーバイスのトラッカージャケットは、TYPE I・TYPE II・TYPE IIIという3つの系統によって、それぞれ異なるシルエットや雰囲気を楽しめるのが大きな魅力です。定番のTYPEⅢはもちろん、経年変化を育てられるリジッドデニムや、体型を選ばず着られるオーバーサイズのXLトラッカー、シックな装いに寄せられるブラックデニムなど、選択肢は年々広がっています。サイズ表記がUS規格である点に注意しつつ、着用シーンをイメージしてから選べば、長く付き合える一枚に出会いやすくなるはずです。お手入れの仕方を工夫しながら、自分だけの色落ちや風合いを育てていく楽しみも、トラッカージャケットならではの醍醐味といえるでしょう。

リーバイス トラッカージャケットの選び方をまとめました

本記事では、リーバイス トラッカージャケットの歴史的な背景からTYPE別の違い、サイズ選びのポイント、季節ごとのコーディネート、そして長く愛用するためのお手入れ方法まで幅広く紹介しました。自分のスタイルや着用シーンに合ったモデルを選び、経年変化も含めてデニムジャケットならではの魅力を楽しんでみてください。